変わった僕の、変なブログ。

僕の考えとかアイデアとか面白かった本とか新しい商品とか、覚えておきたい、残しておきたいものを書いてます。

レディプレイヤーワンを観て、感化されて感想文を書きたくなった。

 

レディプレイヤーワンを観ました。

先に行っておくと、ほぼネタバレになるのでそれが嫌な人は読まないことをオススメします!

ガッツリと内容に触れながら喋っていきたいのでw

 

ということで、レディプレイヤーワンを観て、余りにもその熱量に感化されてしまい、興奮してしまった僕の感想文が始まります!

 

 

レディプレイヤーワンへの作者の想いが重い。

制作陣の想いや、原作者の想いが凄まじかった。

あんな映画を作られてしまったら、その仕込まれたネタの年代の世代はもちろん、それ以外の人にまで熱量というか、想いが伝わってくるようだ。

芸術なんかも、良くわからない場合が多いと思う。それでもその作品に対して込められた想いやメッセージが強いと、何だか感動してしまう。というような感じなのだ。

 

なんと言っても細部へのこだわりが凄い。

原作者自身の好きな物を盛り込んでるのもあるけれど、所々に散りばめられたありとあらゆるカルチャーネタの数々。

全ては知らなくても、1度は見たことがあるキャラクターや、マニアなら胸踊るようなシーンが怒涛の如く登場する。

 

それが、"ゲームの中の世界"という設定によって上手く調和しながら、そのゲームを作った開発者自信の過去を元に秘密を解いていく感覚はまるで、ホラーやRPG、アクションや謎解きと、様々なジャンルのゲームが掛け合わされているようだ。

こんなの面白くないわけがない。

だってゲームにハマったことがある人間なら、どこかしらで共感できてしまうのだから。

 

この作品に込められた重すぎるまでの想いに、心撃たれてしまった。

どうしようもない。

心撃たれてしまったのだから。

 

ああ、あの世界に行ってみたすぎるぅ!!

 

レディプレイヤーワンから少し考察。

僕は、この世に"絶対に人の心を動かせるもの"があるとするなら、それは思い出だと思う。

思い出の味。思い出の場所。思い出のおもちゃ。思い出の旅。思い出のデート。

 

心に刻まれたものにダイレクトに共感させられてしまったら、為す術もなく感動してしまうような気がする。

 

まさにそれがレディプレイヤーワンだった。

 

制作陣が、思い思いにその心に残ったものを散りばめているため、

どこかしらで「思い出の作品」に出くわしてしまう。

ストーリーももちろん面白いけれど、その散りばめられた思い出が、スパイスとなってこの作品をより刺激的にしたのではないかと思う。

 

そして、何よりこの作品は現実とバーチャルの両方の良さを、相反しながも忠実に伝えているところがまた素晴らしい。

 

簡単に説明するなら、ハリデー(オアシスという、映画の舞台になる仮想空間を作った人)がオアシスを作ったのは、孤独な少年時代を経て、「仲間とゲームを楽しみたい。」「居場所のない現実から逃避したい。」という思いが元になっている点だ。

ゲームや映画、音楽などのカルチャーの楽しさを知りながら、それでも共有できなかった悲しみを元に作られた世界。

とても感慨深いものがあった。

ハリデーが最後に主人公を招待した昔の自分の部屋と、そこにいた子供のハリデーがそれを語っていたように思う。

そして、そこでハリデーは、

「現実には現実でしか味わえないものがある」という事を言うのである。

 

現実では叶えられず、自分が自分らしく居られる場所を求めて、"オアシス"を作り上げた彼が、"現実にしかないものがある"と語るシーンは僕の語彙力では表現しようもないくらい、心に来るものがあった。

 

何にしても、素晴らしいとしか言えない映画だった。

込められた想いが、他の映画の比ではない程に際立っていてた。そのこだわりが細部までに渡る。

何度も何度も見方を変えて観て見たくなる作品でした。

 

まじでとっても良かったよ!!

ホントにすっごく良かったよ!!!

 

 

最後に言いたいこと。

すごく良かったことは間違いないんだけど、

個人的にホント個人的に、「こうだったらいいなぁ」と思うことがあるので書いておきます!

 

まずね、もし2作目が出るなら、今度は敵を作るんじゃなくて純粋にみんながあの世界で競い合う作品を見て見たい!!

いろんなキャラクターが、大乱闘を繰り広げるシーンをもっと見てみたいなと思ったんですよね(*^▽^*)

 

それと、ちょっと文句。

主人公と叔母さんがそんなに仲良くないのは分かってるけど、それでも唯一の家族の叔母さんが殺されたんだから、もう少し悲しんでもよかったんじゃないかなぁと。

なんか、あまりにもあっさりし過ぎてたのは納得行きませんでした…

 

でも、それくらいです!

それ以外はもう最高!!

 

だから皆さんも是非見てみて下さい!

見た人には共感して貰えるかわからないけど、この記事で何か感じてもらえればと思います!!

 

とにかく最高の作品でした!!

ではまた!!