本は面白い。
本は面白い。
って言っても周りで読んでる人はあまりいない。
僕からすれば、
本も、漫画も、アニメも、映画も、音楽も、スポーツも、
等しく好奇心や興味につられて欲する欲求。
その中でも本は、かなり知識欲を刺激する。
特に自己啓発系の本は、書いた人間のものの考え方が顕著に出ているから、新しい価値観や考え方を学ぶには最適。
今回読んだ本は「努力したら負け」という本。
まぁ世間の大人はまず、「なに甘えたこと言ってるんだ!」とか怒鳴りそうなタイトル。
でもでも、中身を見ると意外と論理的にその意味が書かれていて、僕はすごく納得した。
簡単に言うと、
努力したら負け=無駄な頑張りは無駄
ってことを言ってる。
正しい方向に、正しく頑張れば
頑張る(努力の)ように感じることなく、楽にいつの間にか成功する。
ということ。
似たようなことを林先生もテレビで言ってた。
努力しても報われないのは、その努力が正しくないことと、努力というものに見返りを求めているという事が原因。
正しい努力は、いつの間にか過ぎた後に気がつく程度のもの。
やっている時は楽しくて夢中になり、気が付いたら出来ていた。
それが正しい努力。
努力だと思ってする努力は、努力と言う自己満足でしかない。
ってな事をこの本は言っている。
確かにそうだなぁと思う点は多かった。
さまざまな例を挙げながら説明してくれているので、分かりやすい。
ただ、一つどうしても納得出来なかったのが、
箸の持ち方について書かれていたこと。
「箸を上手く持てない人間は、ろくな人間じゃない」みたいに書かれていた。
それだけは「いや、違う!」と心の中で反論した!
どうでもいいように思える部分を大切にできない人は…(略)
という話から、そこに至っていたけど、
何にこだわるかも、価値観によって変わってくる。
これは、「字が汚い人間は悪い人間だ」と言うような偏見に似ている。
僕は、字が綺麗な浮気男を知ってるし、
字が綺麗なクズ監督も知っている。
ましてや箸の持ち方で、人を判断できるなんて、それこそ偏見だ!って思うよ。
自分で必死に使おうとして、ちょっと変な形に落ち着いてしまった子もいるだろうし、親がそもそも間違えていてそのまま学んだ子もいるだろう。
だから、そこだけは断固否定する!
そこだけはね!
それ以外は、すごく勉強になることが多くて、いい本だったと思う。
常識ばかりに囚われている人は、一度読んでみるといいんじゃないかな。
とは言ってもそういう人は読まないか(((^^;)
他にもオススメの本はいっぱいいあるので、ちょこちょこ紹介します!