適材適所と仕事の話。〜長所は伸ばし、短所も補う〜
適材適所を見て、人を選ぶのは当たり前。
効率よく仕事をするなら尚更だと思う。
だけど、場合によってはそれだけじゃ足りないこともあったりする。
そこら辺も含め、適材適所について書いてみる。
適材適所の成功例
適材適所の成功例は、セブンルールという番組で紹介されていたもの。
内容を全て覚えている訳では無いけれど、それを元にして説明してみる。
セブンルールに出ていた女性は、
雇っている社員さんにある役割を与えていた。
「夢を抱く人」と「それを手伝う人」
という2つの役割。
今の社会で注目されるのは、
これを両方1人でこなす人ばかりだ。
だけど、人間そう上手くは出来ていなくて、
器用に出来る人なんてそんなにいない。
だから夢を抱く人がアイデアを出して、
それを手伝う人が形にする為に動く。
どちらかが欠けてもダメで、
ちゃんとお互いを支え合う。
「夢を持てる人ばかりでもないし、
仕事が出来る人ばかりでもないから、
どちらも活躍出来るようにした。」
そんな感じのことを言っていたのが、とても印象的だったのを覚えてる。
そんな風に考えて上手くお店を回している姿は、
この社会にとても必要なもののように思えた。
適材適所の環境で起きたこと
あるデザイナーがいて、その人はコミュニケーションが取れない訳では無いが、自分のデザインにこだわりを持っているため、クライアントとよく喧嘩をしていたそうだ。
だけど仕事である以上、先方の意見を取り入れる必要がある。
その仲介役を上司が上手くして、そのデザイナーはイキイキと仕事ができるようになったそうだ。
ただ、上司の人は「このままでは自分がいなくなったらこいつは仕事が出来なくなる…」と悩んだらしい。
確かにその通りだ。
適材適所で活かしてあげても、それだけをやらせてしまうとそれだけしか出来なくなってしまう。
苦手な部分も、使わざるおえないものならば、多少は目を向けなければいけないのではないかと思う。
適材適所に甘んじてはいけない
これは、適材適所の場所に辿り着けた人達に向けて思うこと。
ちゃんと自分を生かせる場所にいるからと言って、それに甘んじてはいけない。
自分の強みを伸ばすのは勿論だけど、
弱い部分も普通くらいになるように変えていかなければいけない。
全く使わないものならいいけど、
例えばコミュニケーションなんかは、
「苦手だからそのままでいい」ってことにはならない。
生きていく上では必ず使うし、それは難しいけれど、せめて意思疎通が可能なレベルにしておかないと。
自分に何かがあった時、
その職場にいられなくなった時、
生き続けていく上ではどうしても必要だから。
誰かに助けて貰っている部分は、少しづつでも模倣して自分のモノにしていくべきなんだ。
その人が居なくなった時に何も出来ないんじゃ、どうしようもないからね。
そういう意味で、
「適材適所に甘んじてはいけない」
と僕は思った。
まぁまず適所を見つけることが難しいから、
そんな場所を見つけられた人はその時点で幸運だけどさ!
ただ、どうしてもできない人ってのもいるから、人によるとも言えるけど(^_^;)
(ひふみんの歌なんかはそれだよね…)
ここら辺は、本当に難しいところだと思う。
本人がまずは自覚しないとどうしようもない事だしね。
それを言ってくれる人が居るなら、大事にした方がいい。
あなたを客観視してくれる人は、なかなかいないからね!
僕はまだ適所を見つけられていないので、
そこに辿り着くのはいつになることやら…
ぼちぼち頑張りますw
ではまた!