忘れるから人は人なのだ。
何かを忘れてまう。
それをきっと悪いという人が多いだろう。
でも、忘れるから人は思考することが出来る。忘れてしまうから工夫をするのだ。
長期記憶については、人の方が上なのかもしれない。
しかし、一つ一つの物事を長期的に記憶するには限界がある。
だから、人は忘れるのだ。
もし、問題が起きて、
「忘れることが悪くないなら何が悪い?」
と問う人がいたら、
僕は、「悪いことを探し、人を責めることに必死になり、工夫をしないのが悪い」と言うだろう。
失敗したなら、工夫をすればいい。
いずれ起こるはずだったことがたまたま、今起こったに過ぎない。
ピンチはチャンス。
工夫をするチャンスだ。
そこで他人を責める時間があるなら、
これからどうするべきか工夫をするんだ。
最も愚かな行為は、
ただ人を責め「お前のせいだ」と丸投げすることだ。
それをして何が変わるのか。
人を嫌な気持ちにするだけだ。
自分の鬱憤を晴らすために利用しただけだ。
本当に起きてしまったことを大変だと思い、改善したいと思うなら、
まずやるべきことは工夫なんだ。
そのことを知っていて欲しい。
周りに必ずいる、
”自分の責任を他人になすり付けたいだけの人”
にはならないで欲しい。