目的と手段を履き違えるな。
タイトル通り。
そのまんまの意味。
これだけなんだけど、
これだけだと素っ気ないから、
少し例えを出し説明してみる。
日本の会社なんて、まさに履き違えてるものばかり。
「売上を伸ばしたい。」
「生産性を向上させたい。」
「離職者を減らしたい。」
ってよく聞くよね。
全部履き違えてるからそうなってるだけ。
なるべくしてなってるだけ。
"売上を伸ばしたい"が"目的"なら、売上を伸ばすための"手段"を取ればいい。
前線に立つ人間に意見を求めたり、提案を推進したり、考える余裕を与えたり、
その為の"手段"なんて山程ある。
ただそれだけなのに、なぜか
「売上を伸ばしたい。」
と言うことが目的になっていて、
その手段として、
"売上が伸びない"を継続させているわけ。
目的も手段も履き違えてる。
会社の為にも働いていないし、
自分の為にも働いていない。
ただ、仕事という状態を継続しているだけに過ぎない。
そんな所で何を学ぶ?
何も無いということでも学ぶのかな?
そこに成長もなければ、
進歩もない。
ずっとずっと、勝手に舵を切られる船に乗ってるだけ。
文句を言いながら乗ってるだけ。
そんな所でやる気のある若者を留めておけるわけもなく、
そりゃどんどん居なくなる。
辞めていきますよって話し。
社会ってさ、一つの要因からすべてが決まってる訳ではなくて、ありとあらゆる要因が重なって現状を生み出してるわけだよね。
でもね、たった一つ変えるだけで、変化は伝染していくものなんだよ。
悪い循環を放置していたら、ずっと悪いまま。
良い循環を生み出すには、どこかで断ち切って良い方向に向けなくちゃいけない。
それが"目的と手段を見つめ直す"こと。
ちなみにその重要性は↓の記事を見てもらっても分かると思う。
今までも、色々な角度から見ていて会社についての記事を書いているけれど、
こうやって書かないと分からないほど理解出来ている人が少ない。
僕が社会に出て実感したことだ。
灯台下暗しとはよく言ったもので、先ばかり見て足下が見えていない。
だから、問題の本質が分からないし、その解決方法も分からない。
もう一度言います。
"目的と手段を履き違えるな"
ってことです。
当たり前に思ってることを、
よく考えてみてください。
きっと、
"違う"と思うことがいっぱいあるはずです。
それが進歩への第一歩です。
ではまた。